大会長 小田 和弘先生からのメッセージ
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ABOUT
第17回の大会長を務める伊豆今井浜病院の小田和弘です。
伊豆半島に来て30年目となります。
親子2-3代にわたって患者さんを診させて頂くことも多くなりました。
何となくの信頼関係も心地よく感じられます。
年を重ねるにつれ、患者さんから「先生もお大事に」と言われる事も増えました。
「お陰様で元気でいます」の言葉も、実は我々が患者さんやご家族から、
或いは地域から元気をもらっているのだと気づかされます。
へき地と呼ばれる地域は、経済的・社会的には厳しい部分が数多くありますが、
精神的土壌の豊かさがあり、それが医療者を元気づけてくれているのだと感じる事も多くなりました。
地域に、患者さんに感謝しつつ、この学会に取り組もうと考えております。
興味ある企画プログラムも目白押しです。
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。
伊豆半島に来て30年目となります。
親子2-3代にわたって患者さんを診させて頂くことも多くなりました。
何となくの信頼関係も心地よく感じられます。
年を重ねるにつれ、患者さんから「先生もお大事に」と言われる事も増えました。
「お陰様で元気でいます」の言葉も、実は我々が患者さんやご家族から、
或いは地域から元気をもらっているのだと気づかされます。
へき地と呼ばれる地域は、経済的・社会的には厳しい部分が数多くありますが、
精神的土壌の豊かさがあり、それが医療者を元気づけてくれているのだと感じる事も多くなりました。
地域に、患者さんに感謝しつつ、この学会に取り組もうと考えております。
興味ある企画プログラムも目白押しです。
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。
PROGRAM
開催プログラム
1日目
6月29日(土) 13:20 ~ 14:00
開会宣言
大会長
小田 和弘
(公益社団法人地域医療振興協会 伊豆今井病院 名誉院長)
大会長講演
「もっともっと ずっとずっと へき地医療」
座長
川合 耕治 先生
(実行委員長 伊東市民病院管理者)
演者
小田 和弘
(大会長 伊豆今井浜病院 名誉院長)
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6月29日(土) 14:00 ~ 15:40
髙久賞(最優秀へき地医療功労者賞)候補演題発表
自治医科大学卒業医師による、義務年限中における「私の地域医療」をテーマにした演題発表。
最優秀演題を髙久賞として表彰。
最優秀演題を髙久賞として表彰。
座長
細江 雅彦 先生
(市立恵那病院 名誉院長)
廣瀬 英生 先生
(県北西部地域医療センター国保白鳥病院 病院長)
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6月29日(土) 14:10 ~ 15:30
〈 富山県 〉
「患者さんのための医療とは何か?」
患者さんにとって最善の医療を行うことは重要なことであるが、時に医療者が提案することと患者さんが望むことが食い違うことも日常診療では多い。また終末期においては患者さんの意思が明確ではないことも珍しくはなく、医療介入に悩むことも少なくない。臨床倫理・人生会議・DNARなどの用語を正しく理解することは患者さんにとっての最善を提供するために不可欠なことであり、グループワークも交えながら参加者全員で学んでいく。
プログラム
講演とグループディスカッション
座長
堀川 慎二郎 先生
(富山県立中央病院 集中治療科 部長)
演者
河合 皓太 先生
(富山大学 上市・地域医療支援学講座 客員准教授/かみいち総合病院 内科)
滝川 陽希 先生
(南砺市上平診療所 所長心得)
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6月29日(土) 15:50 ~ 17:10
〈 石川県・三重県 〉
「令和6年能登半島地震:被災地の今と地域医療の未来」
2024年元日に能登半島を襲った令和6年能登半島地震は、ライフラインの寸断や多数の死傷者など甚大な被害をもたらした。現在も、石川県人会を中心に地域で活躍する自治医大卒業生が被災地の医療現場の前線で活躍している。それは東日本大震災など過去の災害でも同様で、将来発災する災害でも、同様の活躍が期待されると考えられる。本セッションでは、今回の震災や過去の事例も参考としながら、今後の災害医療支援の在り方や、将来の災害に対する防災や現場医療活動の取り組みについて考える。
プログラム
シンポジウム
座長
南 啓介 先生
(石川県立中央病院 救急科 医長)
池田 智哉 先生
(鳥羽市立桃取診療所 所長)
演者
小眞頼 明斗 先生
(石川県立中央病院 総合診療科/腎臓内科・リウマチ科(診療部)(前 市立輪島病院 内科))
三村 誠二 先生
(独立行政法人国立病院機構本部 DMAT事務局 次長)
菅野 武 先生
(自治医科大学医学教育センター 医療人キャリア教育開発部門 特命教授/東北大学大学院医学系研究科 消化器病態学分野 准教授)
森本 真之助 先生
(紀宝町立相野谷診療所 所長)
[指定発言]杉田 義博 先生
(日光市民病院 管理者)
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6月29日(土) 15:50 ~ 17:10
〈 岐阜県 〉
「総合診療医のキャリアパス」
総合診療医の活躍の場はいくつもあると考えられる。
今回は、診療所での総合診療医、病院での総合診療医、県内のプログラムにて総合診療医を取得した実例を挙げ、参加者のキャリアパスに関する悩み、課題を拾い上げ、共有していく。
今回は、診療所での総合診療医、病院での総合診療医、県内のプログラムにて総合診療医を取得した実例を挙げ、参加者のキャリアパスに関する悩み、課題を拾い上げ、共有していく。
プログラム
ミニレクチャーとグループワーク
座長
廣瀬 英生 先生
(県北西部地域医療センター国保白鳥病院 病院長)
演者
[ミニレクチャー]
後藤 貴宏 先生
(市立恵那病院 内科総合診療)
伊左次 悟 先生
(県北西部地域医療センター国保白鳥病院 副院長兼地域連携室長)
阪 哲彰 先生
(高山市国民健康保険久々野診療所 所長/南高山地域医療センター センター長)
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6月29日(土) 15:50 ~ 17:10
〈 静岡県 〉
「医師の働き方改革で、地域医療はもっと魅力的になる」
医師の働き方改革が4月から施行され、地域医療への影響を評価する時期にある。働き方改革により地域医療における医師確保のハードルが上がった可能性があり、今後地域医療に若手医師を呼び込むためには魅力的な職場環境の確保は必須条件となった。本セッションでは、今回の制度改革を好機と捉えた様々な工夫で、魅力的な職場環境を作っている先生方に登壇いただき、健康的で豊かな地域医療を作るために前向きな議論を行って頂きたい。
プログラム
シンポジウム
座長
寺田 修三 先生
(独立行政法人 地域医療機能推進機構 桜ヶ丘病院 内科医長)
古谷 賢人 先生
(日本赤十字社 伊豆赤十字病院)
演者
金子 淳一 先生
(磐田市立総合病院 消化器内科 科長)
中嶋 裕 先生
(山口市徳地診療所 管理者兼診療所長)
柴田 綾子 先生
(淀川キリスト教病院 産婦人科 医長)
石川 由紀子 先生
(自治医科大学地域医療学センター総合診療部門 准教授)
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6月29日(土) 17:20 ~ 18:20
オレゴン健康科学大学 特別講演
「研修プログラムの立ち上げで地域医療を充実させるResidency Development Enriches Rural Community Practice」
タイプの様々なクリニックを擁したへき地で、新たに家庭医療研修プログラムを開始することに関して論じる。政府の補助金や認証取得に向けたプロセスや、地域でのアウトリーチ活動やパートナーシップをどのように形成してきたかを述べる。指導医や専攻医のリクルートや継続雇用にあたっては、ウェルネスや学術活動のサポートが重要であり、関連して全米で定められた教育の要件についても触れる。研修プログラムの立ち上げは地域の医療コミュニティーのカルチャーに良い影響を及ぼしており、ひいては患者さんたちにも良い影響があるだろうと考えている。
プログラム
講演
座長
玉井 杏奈 先生
(台東区立台東病院、JADECOM家庭医療・総合診療後期研修プログラム 「地域医療のススメ」副ディレクター)
演者
Jinnell Lewis 先生
(オレゴン健康科学大学 Residency Director)
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6月30日(日) 9:00〜10:00
〈 福井県 〉
「地域医療におけるWell-being」
世界的に社会の在り方を考える指標として、これまでのGDPから最近ではGDW即ちWell-beingという概念に価値が置かれ注目を浴びている。Well-beingデータが測定されるようになったことでより重要視されてきている。「Well-being実感が高い地域は必ずやいい地域医療が行われている」と確信され、地域医療におけるWell-beingについて、この機会にどのような指標としてとらえ活用していけるのか? 我々へき地・地域医療学会員こそが考える機会を持つためにも、地域医療を実践されなおかつ社会学的研究にも携わられている西岡先生からお話をお聞きし、一緒に考え明日からの地域医療に役立てていきたい。
プログラム
講演
座長
服部 昌和 先生
(医療法人厚生会福井厚生病院 院長)
演者
西岡 大輔 先生
(大阪医科薬科大学 総合医学研究センター医療統計室 講師/南丹市国民健康保険美山林健センター診療所 所長)
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6月30日(日) 9:00〜10:00
〈 愛知県 〉
「待ったなし⁈ 医療の再編・ダウンサイジングの事例から今後のへき地・地域医療を考える」
2025年以降の医療需要の増大に向けて、国は地域医療構想を推進している。一方,多くのへき地では、人口・医療需要はピークを越え、患者の減少や医療の担い手の不足から、ダウンサイジング・集約化・連携などの医療の再編が避けられない。医療の縮小が地域住民に与える影響は大きく、それぞれの参加者の合意を得ながら再編を進めることは時に困難である。本セッションでは、先行する地域でのダウンサイジングの事例を紹介していただき、へき地での医療の再編の現状と課題について考える。
プログラム
シンポジウム
座長
三枝 智宏 先生
(浜松市国民健康保険佐久間病院 病院長)
榛葉 誠 先生
(新城市民病院 副院長)
演者
後藤 忠雄 先生
(地域医療連携推進法人県北西部地域医療ネット 代表理事/県北西部地域医療センター国保白鳥病院 センター長兼院長補佐/自治医科大学地域医療学センター地域医療支援部門 教授)
丹羽 治男 先生
(豊根村診療所 所長)
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6月30日(日) 10:10~11:10
招聘講演
「へき地は医者をステキにする」
座長
小田 和弘 先生
(大会長 伊豆今井浜病院 名誉院長)
梅屋 崇 先生
(副委員長 あま市民病院 管理者)
演者
奥野 正孝
(元々 鳥羽市立神島診療所 所長)
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6月30日(日) 11:10~12:40
メインシンポジウム
「豊かなる地域医療 ~患者も 地域も 医療者も~」
座長
川合 耕治 先生
(実行委員長 伊東市民病院管理者)
梅屋 崇 先生
(副委員長 あま市民病院 管理者)
シンポジスト
中村 伸一
(おおい町国民健康保険 名田庄診療所 所長)
吉村 学
(宮崎大学医学部地域包括ケア・総合診療医学講座 教授)
苅尾 七臣
(自治医科大学内科学講座 循環器内科学部門 教授)
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