2023年6月24日 (土)・25日(日)
海運ビル : 東京都千代田区平河町

第16回大会は「医療の谷間に灯をともして50年~おもろいやん、地域医療~」をテーマに開催いたします。
自治医科大学開学から50年が経過した本年、「医療の谷間に灯をともす」というスローガンのもとに、
これからのへき地・地域医療に新たな灯りをともせるような学会にしていきたいと思っております。
今回の担当は近畿地方支部ということで、関西ならではの“おもろさ”を盛り込む味付けで皆様をお迎えしたいと思います。
おもろいは関西のノリというだけでなく、interestingな企画になるように努めてまいります。
なるべくたくさんの方々に参加いただけるようにハイブリッド形式で開催予定です。
この学会でこれからの地域医療の新しい景色を感じていただけると期待しています。

参加申し込みはこちら

大会長 武田以知郎先生からのメッセージ

開催概要
日 程:
2023年6月24日(土) 25日(日)

会 場:
海運ビル:東京都千代田区平河町

開催方法:
現地とオンラインのハイブリッド開催

参加費:
無 料

対 象:
会員、医師、専攻医、臨床研修医、医学生、へき地医療に関心のある方

テーマ:
「医療の谷間に灯をともして50年 ~おもろいやん、地域医療~」

主 幹:
地域医療振興協会近畿地方支部
メインプログラム

大会長講演

6/24(土)13:10~13:50
  • へき地医療が教えてくれた
    -自分史とへき地医療の歴史-
    武田 以知郎
    大会長
    公益社団法人地域医療振興協会
    明日香村国民健康保険診療所
    管理者兼診療所長
  • <座長>
    堀井 学
    市立奈良病院 副病院長

会長兼理事長講演

6/24(土)18:15~18:30
  • 会長兼理事長挨拶
    吉新 通康
    公益社団法人地域医療振興協会
    会長兼理事長

招聘講演

6/25(日)10:10~11:10
グローバルヘルスからみる地域医療の新しい景色
  • 國井 修先生
    公益社団法人
    グローバルヘルス技術振興基金
    (GHIT Fund)CEO
  • <座長>
    宮園 将哉 先生
    大阪府 健康医療部保健医療室 副理事

メインシンポジウム

6/25(日)11:10~12:40
地域医療の過去と未来 ~さあ行こう、新しい景色へ~
  • <シンポジスト>
    武田 以知郎
    明日香村国民健康保険診療所
    管理者兼
    診療所長
  • <シンポジスト>
    白石 裕子 先生
    自治医科大学
    総合診療内科
    助教
  • <シンポジスト>
    菅野 武 先生
    自治医科大学
    医学教育センター
    医療人キャリア教育開発部門
    特命教授
  • <シンポジスト>
    天野 雅之 先生
    南和広域医療企業団
    南奈良総合医療センター
    総合診療科 医長
  • <座長>
    武田 以知郎
    明日香村国民健康保険診療所 管理者兼診療所長

    <コーディネーター>
    古屋 聡 先生
    古屋 聡 先生
    山梨市立牧丘病院

    <コメンテーター>
    國井 修 先生
    公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)CEO
企画プログラム等
6月24日(土)12:00 ~ 13:00

「若手医師と学生が本音と夢を語る」

講師
深瀬 龍 先生 山形県立河北病院
演者
樋口 智紀 先生 奈良県総合医療センター
小林 奏美 さん 自治医科大学医学部6年生
座長
西村 正大 先生 奈良市立都祁診療所 管理者
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内容

今年から医師として働き始めた初期研修医と、来年から医師として働き始める学生が持つ悩みを、山形で数々の総診医の育成に携わってきた経験を持つ深瀬先生が切る!tedのオンライントークイベント形式を予定。
スライドで5−10分程度の「夢」について初期研修医、学生に発表をしていただいた後に、夢に対する本音や、夢を現実にするための糸口などについて深瀬先生と対談していただく予定。
6月24日(土)13:55 ~ 15:25

「髙久賞候補演題発表」

演者
発表者は今後決定する予定
座長
志賀 清悟 先生 地域医療振興協会 シニアアドバイザー
蒸野 寿紀 先生 和歌山県立医科大学地域医療支援センター副センター長・講師
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内容

自治医科大学卒業医師による義務年限中における「私の地域医療」をテーマにした演題発表最優秀演題を髙久賞として表彰
6月24日(土) 14:00 ~ 15:20

「わが町の在宅医療の課題と展望 ~湖北から全国に発信~」

演者
畑野 秀樹 先生 地域包括ケアセンターいぶき 管理者
中村 泰之 先生 米原市地域包括医療福祉センターふくしあ 管理者
久田 祥雄 先生 長浜市立湖北病院 内科部長
上田 祐樹 先生 にしあざい診療所 管理者
座長
上田 祐樹 先生 にしあざい診療所 管理者
内田 晃史 先生 近江八幡市立総合医療センター
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内容

地域では、高齢者への在宅医療や在宅看取りが自然に行われてきた。一方で、社会情勢の変化やコロナ禍の影響により在宅診療の形も多様化してきた。滋賀県湖北地域は、医療資源が限られた地域でありながら、へき地診療所の在宅や介護施設と連携した在宅、病院が行う在宅、小児在宅など様々な在宅医療が展開されている地域である。今回、この地域で特色ある在宅医療を展開する医師に講演していただき、それぞれの視点で在宅医療の現状や課題、これからの展望について語っていただく。
6月24日(土) 15:35 ~ 16:55

「地域における救急医療のスペシャリストに聞く」

演者
今 明秀 先生 八戸市立市民病院 院長
前田 重信 先生 福井県立病院救命救急センター 科長・主任医長
座長
加藤 正哉 先生 有田市立病院 管理者
西尾 博至 先生 市立奈良病院 管理者
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内容

医療資源の潤沢な都市部の救急医療は三次救急施設である救命救急センターを中心に十分な体制が整っているが、へき地や非都市型の地域においては必ずしも充実しているとは言い難い。今回の演者は地域における救急医療の成功者、スペシャリストであり、全国的にも著名である。講演により現場の現状を理解し、課題を議論し、今後のへき地・地域における救急医療の改善・進展を図りたい。
6月24日(土) 15:35 ~ 16:55

「事例で学ぶおもろいコミュニティケア 〜その本質を探る〜」

演者
中野 智紀 先生 東埼玉総合病院代謝内分泌科・地域糖尿病センターセンター長 / 北葛北部医師会地域ケア拠点菜のはな
藤岡 聡子 先生 医療法人社団オレンジほっちのロッヂ共同代表
守本 陽一 先生 兵庫県豊岡健康福祉事務所・ケアと暮らしの編集社代表理事
座長
八幡 晋輔 先生 兵庫県立はりま姫路総合医療センター総合内科 診療科長
守本 陽一 先生 兵庫県豊岡健康福祉事務所・ケアと暮らしの編集社代表理事
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内容

「コミュニティケア」という用語は多義性を有する。本セッションでは、個人に対するケアと地域に対するケアの双方の意味を含み、地域住民の主体形成と地域組織化を基盤としたケアと定義する。ほっちのロッヂやだいかい文庫、幸手モデルなど先進的なコミュニティケアに関わってきた方々に地域に対する想いや活動を紹介いただき、議論を通してコミュニティケアの本質やこれからの時代のコミュニティケアへのおもろい関わり方を探る。
6月24日(土) 15:35 ~ 17:35

「整形外傷対応のためのハンズオンセミナー」

講師
安食 孝士 先生 石橋総合病院 整形外科部長
上山 裕二 先生 田岡病院 救急科
黒谷 一志 先生 隠岐広域連合立隠岐島前病院 院長
田邊 翔太 先生 松江赤十字病院 救急部部長
座長
田中 拓 先生 川崎市立多摩病院救急災害医療センター センター長
野村 悠 先生 川崎市立多摩病院救急災害医療センター 副センター長
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内容

自治医科大学卒業生の整形外科医と救急医がコンビを組んで、診療所でも遭遇する整形外傷の対応について現地参加者に手取り足取り(?)指導を行う。実際にシーネや機器などに触れてもらいながら処置を実践していただく。
今回は、「手の外傷」と「エコー」の2つのブースを設置し、45分で参加者を入れ替える形式。
これから地域で活躍する若手医師が対象。
※現地参加者20名限定のプログラム。参加希望者多数の場合は、抽選。
6月24日(土) 17:05 ~ 18:05

「おもろいで!!地域医療!!」

演者
森本 真之助 先生 三重県紀宝町立相野谷診療所 院長
田中 瑛一朗 先生 高野山総合診療所 院長
中嶋 裕 先生 山口市徳地診療所 管理者兼診療所長
森川 真粧美 先生 岩国市立本郷診療所
座長
内川 宗大 先生 国保北山村診療所 所長
蒸野 寿紀 先生 和歌山県立医科大学地域医療支援センター 副センター長・講師
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内容

2025年問題が目と鼻の先に迫る今、「地域医療構想」が推し進められている。
たった4文字で表現できる「地域医療」だが、その実践には医療の質を担保しながら行政・福祉・住民と粘り強く連携を図ることも必要で、“おもしろさ”を見出さないと途中で息切れしてしまうかもしれない。また、新たな担い手を増やすためには“おもしろさ”を分かりやすく伝え体感してもらう必要がある。
本セッションでは、実際に地域で実践されている取り組みを通じて“地域医療のおもしろさ”を具体的に言語化していき、持続可能な地域医療への方策を考える。
6月24日(土) 18:30 ~ 19:00

「表彰式」

内容
・へき地医療功労者表彰
・髙久賞発表・授与、受賞記念演題発表
・おもろい写真展 写真コンテスト受賞者発表・授与
6月25日(日) 9:00 ~ 10:00

「今この時代だからこそ地域医療と公衆衛生」

演者
小林 孝巨 先生 佐賀大学医学部社会医学講座予防医学分野/整形外科
北島 平太 先生 大阪府健康医療部保健医療室保健医療企画課
四方 哲 先生 京都府立医科大学大学院医学研究科総合医療・地域医療学 教授
座長
田儀 英昭 先生 たぎ内科医院 院長
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内容

新型コロナウイルス感染症の世界的流行は地域医療に大きな影響を及ぼし、当たり前に行われてきた日常診療に重大な変化を与え続けてきた。これほどまで個々の臨床医が保健所などの公衆衛生機関との連携の必要性に迫られたことがあっただろうか。今この時代だからこそ、へき地・地域医療学会として公衆衛生学的な視点を学び、新型コロナウイルス感染症をはじめとしたさまざまな困難に立ち向かう一助としたい。
6月25日(日) 9:00 ~ 10:00

「都市部の地域医療」

演者
鈴木 富雄 先生 大阪医科薬科大学病院総合診療科 科長
土井 たかし 先生 どいクリニック (西京医師会・京都市) 院長
小林 正宜 先生 葛西医院 院長、KISA2隊大阪 隊長
岩田 和彦 先生 大阪精神医療センター 院長
座長
宮園 将哉 先生 大阪府健康医療部保健医療室 副理事
池田 俊一郎 先生 関西医科大学総合医療センター精神神経科 講師
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内容

医療だけではなく福祉や生活に関する様々な資源が豊富な都市部においては、住民に近い医療機関で高度・専門的な様々な分野の診療が受けられる。一方で、経済高度成長期以降に若年層として流入した人口の高齢化が進んでおり、それに伴って複数の疾患を持つ患者も増加しつつある。それぞれの疾患は各分野のかかりつけ医が対応するものの、疾患に対する医療だけではなく介護などの福祉サービスや、日常生活も含めた地域包括ケアに総合的に十分対応できる医師はまだ少ない。
本セッションでは、医療を含む様々な資源に恵まれているように見える、都市部における地域医療や地域包括ケアのあり方、それに対応できる総合医や総合診療医のあり方や今後の方向性について考える。
無料
6月25日(日) 13:15 ~ 15:15

第16回
へき地・地域医療学会大会長 
武田以知郎先生 主演

映画『明日香に生きる』の上映会

奈良県明日香村に暮らす人々と医療との関わりを描いたドキュメンタリー。

奈良県の中央部に位置し、飛鳥時代の史跡が発掘されていることで知られる明日香村。ピーク時は8000人余りだった人口は現在5500人弱にまで減少し、高齢化率は40%を超えている。そんな明日香村には医師が2人しかおらず、明日香村国民健康保険診療所所長の武田以知郎医師はそのひとりだ。診療所は村民のかかりつけ医として日々の活動を続けながら、地域医療を担う次世代の育成のため、医学生や研修医の教育にも力を注いでいる。
2023年製作、118分
制作・配給:株式会社ディンギーズ
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明日香に生きる ▲チラシPDF
学会閉会後、 6月25日(日)午後1時15分から2階ホールにて上映会を実施します。上映会は、地域医療振興協会が費用を負担しますので、無料です。
なお、上映会に参加される方で昼食を希望される方は、お弁当代の実費1000円を学会当日お支払いください。

※事前に学会参加申込が必要です。『参加申し込みはこちら』からお申し込みください。

おもろい写真展 写真コンテスト 作品募集

時間枠
6月24日(土)・25日(日) 2階ホワイエ・オンライン大会サイト
内容
へき地や地域の魅力を伝える、地元愛・地域愛にあふれる「おもろい」写真を募集し、コンテストを開催。学会初日の表彰式で結果を発表。
テーマ
へき地や地域の魅力を伝える、地元愛・地域愛にあふれる「おもろい」写真
最多得点賞、学生最多得点賞、理事長賞、大会長賞、審査員特別賞
応募ページ
申し込みページ
詳細を表示

作品募集要項

◇賞(各1点・受賞者に副賞として近畿地方の名産品をお贈りします)
最多得点賞    賞金3万円
学生最多得点賞  賞金1万円
理事長賞     賞金1万円
大会長賞     賞金1万円
審査員特別賞   賞金1万円

◇写真コンテスト留意事項
1. 審査方法
学会大会サイト・現地会場からの参加者投票と審査員の投票によって決定

2. 結果発表・表彰式
6月24日(土)の18時30分からの表彰式にて受賞者を発表
※受賞者には6月24日の午後5時頃までに連絡をします。受賞者は表彰式に現地参加もしくは、オンライン上でご参加ください。
(応募時に、当日連絡の取れる電話番号をご入力下さい)

3. 応募資格
協会会員や協会施設職員、自治医大卒業生、医療系の学生
※本学会への参加登録をされないと受賞対象になりませんのでご注意ください。

4. 応募締切
2023年6月12日(月) 午前9時

5. 応募にあたってのお願い
【投稿時の記載事項】
  • ・写真のタイトル(50文字まで)
  • ・写真の説明・写真の「おもろい」ところなど(100文字以内)
  • ・氏名、メールアドレス(学会参加登録と同じアドレス)、当日連絡のつく電話番号
応募1回につき、写真は1つです。応募は一人3点まで可能です。

応募にあたっての問い合わせ先
公益社団法法人地域医療振興協会地域医療研究所事務部
へき地・地域医療学会担当
TEL : 03-5212-9152 / FAX : 03-5211-0515
E-mail : hekichi@jadecom.jp

【必ずお読みください】
  • ・法令や公序良俗に反する写真、またはそのおそれのあるものは応募不可とします。
  • ・人物が含まれる場合については、投稿者が必ず承諾を得てください(万一、第三者と紛争が生じた際は、投稿者による責任と費用負担によって解決していただきます)。
  • ・応募作品の返却はいたしません。
  • ・応募いただいた作品は、地域医療振興協会の雑誌やイベント、ニュースレター、Webページ、YouTube等動画投稿サイトにおける配信等に使わせて頂くことがあります。
  • ・応募作品に使用する素材等は、著作権等の知的財産権の処理の必要のないものを使用するか、必要な許諾手続きがすんだものを使用してください。
  • ・コンテストへの応募は、協会会員や協会施設職員、自治医大卒業生もしくは医療系の学生に限ります。なお、学会への参加登録をされないと受賞対象となりませんのでご注意ください。
  • ・審査結果に関する問い合わせには応じかねます。

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たくさんのご応募お待ちしております

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