2025年
6月28日(土)・29日(日)
会場
海運ビル(東京都千代田区平河町)・オンラインとのハイブリッド開催

2025年は乙巳(きのとみ)で、
努力が実を結び変革する年です。
少子高齢化、不景気、紛争、
コロナ禍など激動の時代に、
よりよい社会、生きやすさとその
サステナビリティを模索する中、
第18回大会は、
“地域医療の未来をひらく ~みんなが総合診療フロンティアデザイナー~”を
テーマとしました。

地域医療論、災害関連、働き方改革と
ワークライフバランスといったトピックスと、
これらを活用した未来構想など、
魅力的なプログラムを企画し
ハイブリッド開催します。
これまでの地域医療をふりかえりつつ、
私たちみんなが総合診療の
実践者であることを実感し、
未来について語り合える場となることを
願っております。
初めての方も是非♪ご自宅から1時間でも
参加してみていただければと思います。

第18回へき地・地域医療学会
大会長 白石裕子(島根17期)

大会長 白石裕子からの
メッセージ

開催概要
日 程:
2025年6月28日(土)・29日(日)

会 場:
海運ビル(東京都千代田区平河町)

開催方法:
現地とオンラインのハイブリッド開催

参加費:
無料(意見交換会参加は会費有り)

対 象:
会員、医師、専攻医、臨床研修医、医学生、地域医療に関心のある方

テーマ:
「地域医療の未来をひらく~みんなが総合診療フロンティアデザイナー~」

主 幹:
地域医療振興協会 中国・四国地方支部
メインプログラム

大会長講演

6/28(土) 13:30~14:10

〈 2階ホール 〉

「総合診療のやさしい未来図
〜地域で、暮らしとともにある
医療を〜」
  • 白石 裕子

    大会長
    自治医科大学 地域医療学センター
    総合診療部門・地域医療人材育成部門 助教

    • <座長>

      杉山 圭三

      実行委員長
      愛媛県立中央病院 総合診療科部長 /
      愛媛県へき地医療支援機構 専任担当者

メインシンポジウム

6/29(日) 11:10~12:40

〈 2階ホール 〉

「地域医療の未来をひらく
~みんなが総合診療フロンティア
デザイナー~」
  • <シンポジスト>

    山下 大輔 先生

    オレゴン健康科学大学家庭医療学講座
    地域医療振興協会寄附講座担当教授

  • <シンポジスト>

    長嶺 由衣子 先生

    東京科学大学公衆衛生学分野非常勤講師
    (元沖縄県立南部医療センター・こども医療センター附属粟国診療所 所長)

  • <シンポジスト>

    花戸 貴司 先生

    東近江市永源寺診療所 所長

    • <座長>

      杉山 圭三

      実行委員長
      愛媛県立中央病院 総合診療科部長 /
      愛媛県へき地医療支援機構 専任担当者

    • <座長>

      原田 昌範

      副実行委員長
      山口県立総合医療センター
      へき地医療支援センター センター長

招聘講演

6/29(日) 10:10~11:10

〈 2階ホール 〉

「井の中の蛙、大海を知り、
また井にカエル」
  • 前川 恭子 先生
    萩市国民健康保険むつみ診療所 所長
    • <座長>

      白石 裕子

      大会長
      自治医科大学 地域医療学センター
      総合診療部門・地域医療人材育成部門 助教

企画プログラム等
6月28日(土) 12:00~13:00
〈 学生セッション 〉

「医学生が斬る!地域医療」

プログラム
シンポジウム
場所
2階ホール
座長
平 こころ さん(自治医科大学医学部4年 JADECOM学生メンバー)
古久保 仁紅 さん(自治医科大学医学部4年 JADECOM学生メンバー)
演者
矢島 瑞己 さん(昭和医科大学医学部6年 国際交流センター)
塚本 雄太郎 さん(慶応義塾大学医学部4年 医事振興会第61回代表)
今泉 勇人 さん(獨協医科大学医学部6年 診断戦略部主将)
古久保 仁紅 さん(自治医科大学医学部4年 JADECOM学生メンバー)
[コメンテーター]
山本 涼太郎 先生(府中市民病院内科医長)
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内容

近年、医療を取り巻く環境の急速な変化に伴い、医学教育の重要性が改めて注目されている。
より良い医学・医療を展開するために、医学教育の在り方を見直し、質の高い医療人材を育成することが喫緊の課題となっている。
本セッションでは、4名の医学生が各自の実習経験を報告し、より実践的で包括的な医学教育の実現に向けた当事者同士の議論が期待される。
6月28日(土) 14:10~15:40

「髙久賞(最優秀へき地医療功労者賞)候補演題発表」

プログラム
演題発表
場所
2階ホール
座長
阿波谷 敏英 先生(高知大学医学部家庭医療学講座 教授)
山本 智美 先生(香川県立中央病院へき地医療支援センター医長)
演者
発表者は6月初旬に決定予定
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内容

自治医科大学卒業医師による、義務年限中における「私の地域医療」をテーマにした演題発表。
最優秀演題を高久賞として表彰。
6月28日(土) 14:20〜15:40
〈 鳥取県・徳島県 企画 〉

現地参加のみ、40名限定(先着順)

「羅生門的地域医療
べき論(ジレンマ)からの解放
〜文化人類学の観点から〜」

プログラム
ワークショップ
場所
3階303・304
座長
井上 和興 先生(大山町国民健康保険大山診療所 所長/鳥取大学医学部地域医療学講座)
川下 陽一郎 先生(徳島県立中央病院副部長・救命救急センター長)
演者
[講師]
伊藤 泰信 先生(北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)先端科学技術研究科 教授)
[ファシリテーター]
井上 和興 先生(大山町国保大山診療所 所長/鳥取大学医学部地域医療学講座)
懸樋 英一 先生(鳥取市立病院 診療部部長)
三原 周 先生(鳥取大学医学部地域医療学講座助教)
川下 陽一郎 先生(徳島県立中央病院副部長・救命救急センター長)
幸田 朋也 先生(国民健康保険上勝町診療所所長)
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内容

文化人類学の観点に触れ、羅生門効果を知ることで、今まで認識できていなかった自分自身や、他者との違いに気づくきっかけを作ります。
当日は、文化人類学の専門家の講演に加え、グループワークを通して羅生門効果を体験します。
自分にとっての「当たり前」が唯一の正解とは限りません。多様なものの見方や価値観があることを学んでみませんか。
6月28日(土) 15:50~17:10
〈 広島県・山口県 企画 〉

「未来の地域医療 〜ダウンサイジングに灯をともす〜」

プログラム
シンポジウム
場所
2階ホール
座長
村井 達哉 先生(国⽴健康危機管理研究機構 国⽴感染症研究所 応⽤疫学研究センター)
橋本 直樹 先生(北広島町八幡診療所 所長)
演者
吉本 和彦 氏(岩国市 健康医療部 地域医療課 課長)
松田 ななみ 氏(カナデビア健康保険組合 因島総合病院 看護部長)
守川 義信 先生(青森県 健康医療福祉部 部長)
園生 智弘 先生(TXP Medical株式会社 代表取締役医師)
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内容

高齢化と人口減少が続く我が国において、へき地(医療の谷間)では医療機関の統廃合や集約化を含めダウンサイジングが避けられない状況にある。
本セッションでは、ダウンサイジングの真っ只中にある地域の当事者から現場の声を聞く。
その後、地域医療×医療DXのエキスパートに、現在の潮流や実際の活動を俯瞰的に発表していただき、その地域におけるアイデアやヒントをご提案いただく。
シンポジストのディスカッションを通じて、地域医療の当事者である参加者がそれぞれの立場で、未来の地域医療について考える機会にしたい。
6月28日(土) 15:50~17:10
〈 高知県・岡山県 企画 〉

「地域医療と災害医療の親和性〜きたる南海トラフ地震に備えて」

プログラム
シンポジウム
場所
3階303・304
座長
阿波谷 敏英 先生(高知大学医学部家庭医療学講座教授)
谷本 尚吾 先生(鏡野町国民健康保険病院)
演者
赤澤 英将 先生(岡山大学病院 総合診療科・総合内科・感染症内科)
盛實 篤史 先生(高知医療センター救命救急センター副センター長)
香田 将英 先生(岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療共育推進オフィス 特任准教授 /日本プライマリ・ケア連合学会災害医療システム委員会委員長・理事)
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内容

大規模地震の発災により、地域医療のあり方を含め地域社会に甚大な影響をあたえることは、論を俟ちません。
本シンポジウムでは、南海トラフ巨大地震の発生が懸念される中、災害時に迅速かつ効果的に医療を提供するための方策を議論します。
過去の災害事例から学び、医療機関・行政・地域住民の連携の在り方を探ることで、持続可能な医療体制の構築を目指します。
災害に強い地域医療の未来を共に考える場としたいと考えています。
6月28日(土) 17:20~18:20
〈 島根県・香川県 企画 〉

「ワークライフバランス今昔
そして、未来」

プログラム
シンポジウム
場所
3階303・304
座長
中村 嗣 先生(島根県立中央病院感染症科部長)
新鞍 誠 先生(西予市立西予市民病院内科部長)
演者
福島 俊太朗 先生(亀田総合病院救命救急科)
吉田 里沙子 先生(香川県立中央病院へき地医療支援センター医長)
南木 伸基 先生(高松赤十字病院 呼吸器内科部長・総合内科部長・卒後臨床研修センター長)
[コメンテーター]
白石 裕子 先生(自治医科大学 地域医療学センター 総合診療部門・地域医療人材育成部門 助教)
藤原 朋子 先生(島根県立中央病院)
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内容

本シンポジウムでは、「ワークライフバランスは男女ともに重要である」という視点から、世代ごとの考え方の違いに注目し、多様な意見を伺います。
登壇者の意見を踏まえ、参加者の皆さんとディスカッションを行い、理想的な働き方や生活のバランスについて共に考えます。
多様な視点を共有し、今後の取り組みに活かす機会とします。ぜひ、ご参加ください。
6月28日(土) 17:20~18:20

「一般演題」

場所
2階ホワイエ
6月29日(日) 9:00~10:00
〈 愛媛県 企画 〉

「地域で活躍する総合診療医の
教育、キャリア形成を考える」

プログラム
シンポジウム
場所
2階ホール
座長
大野 篤志 先生(市立八幡浜総合病院内科医長)
大西 慶 先生(愛媛県立中央病院 地域医療キャリア形成支援センター 医長)
演者
松山 泰 先生(自治医科大学医学教育センター長 教授)
川本 龍一 先生(西予市立西予市民病院 スーパーバイザー/愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター長・特命教授)
坪野 俊介 先生(医療法人社団 眞結会 こうなんfamilyクリニック)
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内容

2018年度より新専門医制度がスタートし、19番目の基本領域として日本専門医機構認定の総合診療専門医プログラムが開始された。
また、学生時代より総合診療医の教育・育成に力を入れている自治医科大学の卒業医師は、全国各地で広く活躍している。
今回は現在、地域医療に従事している、いわゆる総合診療医の教育、キャリア形成にスポットを当てて共有したい。

一般演題募集

皆さまの日々の地域医療活動に関わる
幅広い演題を募集します。

募集演題
1 )地域医療に関する「研究報告」「実践報告」「症例報告」等としテーマは問わないものとする。
2 )既発表、未発表の別は問わないこととする。
応募資格
6月28日(土)17:20〜18:20の時間に現地会場での発表が可能な方。
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一般演題 募集要項

◇演題名
日本語全角50字以内、英語は半角100字以内

◇抄録本文
日本語は全角800字以内、英語は半角1,600字以内

●プログラム開催日時
・ポスター貼付時間 6月28日(土)12:00〜13:00
・ポスター掲示時間 6月28日(土)13:00〜6月29日(日)13:00
・ポスター発表時間 6月28日(土)17:20〜18:20

●発表形式
示説発表(1演題に付き発表5分、質疑応答3分の予定)
※一般演題(ポスター)は、発表会場に1演題ごとに縦2,100mm×横900mmの縦長のパネルをご用意します。当日は、座長が進行しますので、指示に従って発表を行ってください。
※会場での現地開催です。発表者は現地に参集して、発表してください。


●現地会場
海運ビル2階 ホワイエでの発表。

●応募方法
応募フォームからご応募ください。
応募フォーム ※一般演題発表者は、別途本学会への参加申込が必要です。
※参加受付は4月21日(月)に開始予定です。

●募集締切
2025年5月20日(火)17時

●採否連絡
2025年5月27日(火)17時までに通知します。

お問い合わせ先
公益社団法人地域医療振興協会 地域医療研究所事務部
へき地・地域医療学会担当
TEL : 03-5212-9152 / FAX : 03-5211-0515
E-mail : hekichi@jadecom.jp

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